目標達成するために必要なこと

数年前、二人目の子供が生まれて1年経つくらいに、ふと「トライアスロンに出てみたい!」と目標が湧いてきた。当時長女2歳、次女1歳。育児休暇中で職場復帰はしていないものの、子供の寝かしつけや慣れない育児にバタついていた日々だった。トライアスロンをやる前に、まずはフルマラソン制覇だな!!と考えていた私に、50代のおじさんが言ってきた言葉が、「トライアスロンがやりたいなら、トライアスロンをやらなきゃ。間にフルマラソンを入れる意味がわからない」と。

今聞くとごもっともな話なんだけど、25mも泳げなかった私は、勝手にトライアスロンから逃げていたのかもしれない。ってそう思った。

苦手なことも楽しめる人生の方が、これからもっと楽しいよ。

当時37歳。まぁまぁ好きなことだけを選んで生きてきた。だって、好きなことだけやっていれば、HAPPYだったから。わざわざ嫌なことしたくないことに時間を割こうとも思わない。そんな性格だった。

でも、「好きなことを選んできたのがこれまでの人生なら、これからは苦手なことも楽しめる人格になれば、もっともっと楽しくなるよ」この言葉がグサッ!!グサッ!!自分の胸に刺さった。

小さいころに海で溺れた経験があるからか、泳ぐのは苦手で、クロール25mも泳げないところから始まった練習。週6日は必ず泳ぐと決めて、ジムに通い、クロールの練習が始まった。最初はなかなか泳げなくて、イライラしたこともあったけど、やり続けているといつかはできるようになる。25m→100m→1500m 何回かの壁をクリアしたら、意外とスイスイ泳げるもの。これで泳ぐのが好きになった。そう、胸に刺さった言葉が初めて実感できた。「苦手なことを楽しむって、めちゃくちゃ楽しい!!」

決めたことをただやる!!

週6日は必ずジムに通った。雨の日も雪の日も。家族が行くなぁーー!!って言った日も。笑。

確かにダルイ日や、気分が乗らない日もある。練習したくない日だってある。でもそういった感情や雑念に、一度流されてしまうと、流され癖がついてしまう自分の性格を嫌というほど知っている。だから目標を決めた時は、シンプルに考える。そこに一切の思考や感情を持ち込まない。雑念は本当に頭の中をかき乱し、悪態をついてくる。

だから決めたことをただやる!!それだけ!!シンプルに考える。

変な因果関係を作らない。

時間がないからできないのか?!

トライアスロンは、スイムの3種目がある。スイム(1500㎡)バイク(40km)ラン(10km)。練習も時間がなくてできないときがある。そんなときに「変な因果関係を作るなよー」って、言ってくれた人がいる。

ちゃんと自分で考えてみると、「時間がない から 練習できないのか?」それは違う。時間なんて寝る時間を削ればある程度はクリアできる。「練習したくない から 練習しないのだ。」

何かとできない理由や、やりたくない理由が考えてしまうときは、自問自答するようにしている。子供じゃないけど、40歳の大人だって、やりたくないことはいろんな理由をつけてやらない方向へもっていくのだな、と気づいた笑。

だからしっかりと因果関係を頭の中で整理してみる。

因果関係の法則

結果をつくるには、原因を作らないといけない。

例えば、「痩せたい!!」っていう(結果の)決心をしたとしても、原因をつくらないと結果は現れない。正確にいうと原因となる行動を決断し続けるしかないということ。痩せる原因となる、運動や食事コントロール(原因となる行動)をし続けることで、結果として形になる。

子育てをしてて思うけど、やっぱりできないことができうようになるって、大人になっても楽しいことなんだと思う。子供が初めて自転車を乗れた時、プールで泳げるようになったとき、逆上がりができるようになったとき。子供はめちゃくちゃ喜ぶけど、大人だってきっとそう。

頭で難しく考えずに、できるようになるまでやれば、できる!!

さっ!!今日も決めたことをやろう!!

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